2014年3月21日金曜日

ガンジス川

インド行きを現地の友人に伝えたら「どこ行きたい?何見たい??」と連絡が来るようになった。
まだまだ5ヶ月も先だよ?普段こんなに早くからスケジュールを決めることはないのに、と思いつつも色々と気にかけてくれる彼には感謝している。
しかも、きっちり仕事をしてくれるのでとても心強い。

前にも書いたが、今回の目的地はBodh Gaya。
菩提樹の木の下でボーッとしていようかな、2013年に爆弾テロがあったらしいけど・・・
と考えていたら、学生時代の後輩も一緒に行くことになった。
この男、2012年夏にインドへ行った時に同行したのだが、それが初の海外旅行だったという強者。
前回はMumbai、Kolkataだったので北インドは行かなかった。
流石に北インドへ行って菩提樹の木の下で1週間瞑想してましたじゃ可哀想なので、インドの名所も少し入れることにした。

そして選んだ土地はVaranasi(ベナレス、バラナシ、ワーラーナシー読み方色々)。
ガンジス川の沐浴で有名な土地だ。
私は前に行ったとき、『Varanasiでガンジス川を拝むのは人生で一度きりかもしれん』と思ったが早くも二度目がやって来た。
人生分からないもんだね。

(夜には祈りが捧げられる)


ヒンドゥー教では、この地で最期を迎えることで輪廻から解脱できると考えられているらしい。
そんなわけで意外に知られていないようだが、この川沿いは火葬場だらけ。
ここで火葬し、川に流すというのは彼らにとって、とても意味があることなのだ。

(ガンジスの朝) 

朝は日の出を見ようと、船で川に繰り出す日本人が多かった。
ここは日本か?というくらい。
パックツアーの客が大半のようだったが、バックパッカーの若者達もいた。

そしてここではトラブルの話も良く耳にする。
ありがちなのが、ガンジス川に入って病気になったとか、建物を見学しようとしたら薪代を請求された上に、断ったら薪を投げつけられたとか・・・

私も川沿いを歩いていたら、怪しいじいさんが布をブンブン振り回しながら追いかけて来たり、聖職者だという怪しげな男に「一緒にプジャ(供養)をしよう。まずはお布施を・・・」と金を請求されたりした。
まぁ、どちらも大したトラブルではなかったけど。

神聖な地に勝手に入り込んでくる輩のことをよく思っていない現地の人も居るのかもしれないね。






いこ

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